今できてる人たちはできない時を乗り越えた

【出来事】この話は3年間お世話になった高等教育機関コンソーシアムの講座の思い出話です。

今回は「集客」の話です。

はじめの年の初講座は忘れられません。私は、誰一人、講座に誘えませんでした。参加者は、運営を助けてくれた、山田さんが二人の友人を誘ってくれて、別のボランティア団体から一人と、私と、高専の関係者の方々でした、、、その節は大変ありがとうございました。恥ずかしいくらいに、状況がわかってませんでした。と今でも顔を隠したくなる思いです。社会人リアル一年生。この時私は30才。イタイ大人でした。

人の集め方なんて、そもそも分かりませんでした。おもてなしや気配りってどんなんだって??っと最悪でした。会社に勤めたことのない私は、接客ができるわけがありませんでした。出席名簿はメモ用紙に、雑な手書きの線!講師の飲み物はないし!司会進行も言葉足らずだったと思います。講師の方がいつ帰ったかも分かりませんでした。そして、協力者からの叱責を受け、第一回目でほとほと懲りてしまいそうになったのを覚えています。「後二回もあるんかー」と自宅の古民家の天井を眺めて静かに泣きました。そして、母親に戻る必要があったので、気持ちを切り替えました。家事をしながら、私に何ができるだろう?とずっと考え続けました。

次の日からも子育ては変わらず、家事も用事も予定もありました。その忙しさが前向きな私にさせてくれました。そして今まで講座なんて興味のある内容に参加するだけだったけど、ここから私のもう勉強が始まりました。参加できる、県内の無料の講座の託児付きを片っ端から申し込み、電話対応や、受付の対応、運営側の姿勢、司会の言葉など、講座の内容より、注目しました。色んなジャンルの講座に参加したので、色んなジャンルの方とお知り合いになれました。そして、誰が主催してるのか、どんな人が集まって来るのか、私は「人」に興味を持ちだしました。話しかけて、友達になり、ラインを交換して、タキを勧めさせてもらいました。こうして私は外に出て、講座のノウハウを学びながら、自分のコミュニティを創っていました。今でもこれを続けています。すごく楽しいです。どこにでも出現する理由はここからきているのかもしれません。ここから学んだことは、みんな「人」に会いにきているということです。

「50人に同じ案内を一斉送信するのではなく、来てほしい人にどうして来てほしいかを個々に50人に送る」これが私の声掛けの基本になっていきました。

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話を2年進ませて、3年目のコンソーシアムでは、こんなのやります、来てくださいの集客は田舎でも、もう通用しないと思いました。お声をかけさせてもらう方には、「この会に集まる人たちの出会いの、発展」をイメージしてもらえるように、主催者は内容を考え、伝える努力をしました。そこに講座のプログラムが相まって、化学反応が起きて、その空間を創り上げた講師の評価が上がり、イメージ以上の盛り上がりに、運営側と講師側の信頼が増し、この一連の流れが、繋がりにこだわった歩コミらしい講座になりました。

声掛けで気を付けていることは、断ってもらえる誘い方をすることです。講座やイベントを繰り返していると、押しつけがましい誘いはしたくなくなります。そして、私は誘い続ける人で、提案していく人なので、断ってくれた方、検討してくれた方には感謝しかありません。「私は誘う事が多いから、全部に来なくていいよ~!興味のある時でオッケー」と断ってもらうようにしています。とにかく私の周りの人は忙しい!!だから断られやすいし、子育てママのあるあるでキャンセルも多いし、ハプニングも多いです。それでもオッケー!ご縁があるもの同士の人が集まるってことで納得しています。

歩コミの講座やイベントの評価は人数ではありません。

①運営陣でどれだけ気持ちよく運営できたか。

②この会を良くしようと、運営陣と講師陣で切磋琢磨できたか。

③その会からどんな繋がりができたか。

④有意義な時間を過ごせたか。

⑤新しいまたは、次に繋がる取り組みができたか?です。

話を一番最初に戻して、コンソーシアム第一回目の講師の村田先生には、後に手紙を書いて、謝りました。

歩コミは繋がる出会いをデザインしています。